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榎本 拓也 院長

TAKUYA ENOMOTO

ペット達にも飼い主さんにも居心地の良い場所
西葛西の地で30年以上親しまれるペット達のかかりつけ医

麻布大学卒業、苅谷動物病院に勤務。明治通り本院で副院長として救急医療に携わる。2015年、葛西橋通り病院の院長に就任(東京メトロ東西線 西葛西駅 徒歩7分)。 

榎本 拓也 院長

榎本 拓也 院長

株式会社苅谷動物病院グループ 葛西橋通り病院

江戸川区/西葛西/西葛西駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ハムスター
  • ●フェレット
  • ●ウサギ
  • ●鳥
  • ●その他

勉強して動物達の役に立ちたいという気持ちがきっかけに

榎本 拓也 院長

私は、小さい頃から動物が好きでした。獣医師を目指したきっかけは小学校3年生の時にさかのぼります。初めて飼った犬が、ある時半身不随になってしまったんです。病院で治療を受け多少回復し、体に不自由を抱えてはいましたが、天寿を全うすることができました。子供心に、自分も勉強して動物の病気のことが分かるようになりたいなぁ…と考えましたね。また、ずっと大好きな動物達と生活していけることも獣医師に魅力を感じた理由の一つですね。
大学では外科系の研究室に所属し、循環器と消化器・泌尿器系の診療でそれぞれ第一線でご活躍されていた先生方に師事。循環器と内視鏡を専門に学びました。卒業後は、苅谷動物病院にお世話になり、最初は明治通り沿いにある本院で勤務。その後2015年、当時の院長先生の後任としてこの葛西橋通り病院の院長に就任しました。ACプラザ苅谷動物病院は本院と分院それぞれ特色があり、私がいた明治通り病院は救急患者さんや外科手術が多い病院でした。重症の患者さんを診察することも多く、副院長として勤務したことも良い経験になっています。葛西橋通り病院はどちらかというと、地元のかかりつけ医としての診療が多いですね。明治通り病院では自分の専門分野以外の症状に対応することや、あらゆる種類の動物を診療する機会がありましたが、そうした救急医療の診療経験も今の診療に生かせていると思います。

患者さんとペットの利便性にこだわったクリニック

榎本 拓也 院長

当院は2017年の8月に、今の場所に移転しました。かなり手狭になっていたこともあり、患者さんとペット達により広いスペースで過ごしてほしいというのが移転を決めた理由です。しかし、西葛西の地で30数年診療を続けていて、以前から通ってくださる患者さんも少なくありません。移転することでご不便をおかけしたくなかったので、近隣の場所を根気よく探しました。今の場所は以前の場所から100メートルほどの距離です。通りに面していて人通りも多いため、多くの人に当院のことを知ってもらえるようになったと感じています。
院内のスペースが広がったことで、2つの利点が生まれました。1つは治療しやすくなったこと。診察室から手術室、超音波室などスタッフも動きやすくなっていますので、ドクター達もスタッフ達もより患者さんのお世話をしやすくなっています。私にとってもスタッフの動きや動物の様子が分かりやすくなりました。広く見通しのよい院内になったことで、受付から待合室や患者さんを全体的に見渡せるようになったのもうれしいですね。
もう1つの利点は何と言っても、待合室が広く、過ごしやすくなったこと。特に犬と猫を分けることで、リラックスして治療を受けてもらえます。それまでは、ニオイや音で敏感になってしまう子がいて、診察や処置に影響が出てしまうことがあったんです。
また、待合室は飼い主さんの利便性にも配慮。キャリーバッグを置けるように、椅子ではなくソファにしているほか、お子さん連れにも大丈夫なようにキッズスペースをご用意しています。
院内のインテリアは今までの経験から、診察室は白くて明るくし、皮膚の状態など診察する部分を良く見えることを第一に、待合室は柔らかい照明にして落ち着くようにしています。私が壁の色合いや材質など一から選んでいるんですよ。天井に設置したディスプレイには、飼い主さんの役に立つ情報を発信しているので、参考にしていただければと思います。
当院の診察は犬や猫を中心にして、小動物の診療もおこなっています。最新の超音波装置やレントゲン設備、内視鏡、手術室や止血装置などのほか集中治療室なども完備していて、診療・治療に関する設備は一通り揃っています。診察室や入院設備も犬と猫は別々にしていますよ。また、複数のドクターが在籍していますので、多くの患者さんを診察することができるほか、心臓や画像診断、歯科など、それぞれの先生が培った専門分野を生かした治療もおこなっています。もし、CT検査やハイリスクの手術、24時間の管理が必要な場合には、苅谷動物病院の関連病院や施設での診察・検査が可能です。

猫達にも優しいクリニック

榎本 拓也 院長

当院の特徴の一つは「猫にも優しい動物病院」です。施設の内容や専門性の高さなど一定の基準を満たしていることが分かる、国際猫医学会CFC(キャットフレンドリークリニック)のゴールド施設にも認定されています。猫に関しては捨て猫が多いことが問題になることが多く、昔から苅谷動物病院では捨てられた猫達や飼い主のいない猫達の健康チェックをし、新しい飼い主を探す「ホストファミリー制度」という活動をずっとおこなっていました。
そして、2018年からは新しい取り組みとして、2月22日から「キャットプラザ with ネコリパブリック」という施設をオープンしました。これは、猫の保護カフェを運営するネコリパブリックさんのご協力をいただき始めた、保護猫達とのふれあいスペースです。保護猫は、子猫は比較的早く引き取り先が見つかるのですが、大人になった猫は里親探しに時間がかかる傾向にありました。そこで、普段の猫達の姿を知ってもらえ、猫にも広い場所でのびのびしてもらいたいと考えこのスペースを作ることにしたのです。多くの人に存在を知っていただけるように、表通りからもガラス越しに猫たちがのんびり生活している姿がよく見ることができるレイアウトにしました。また、猫達は高い場所があると落ち着きます。ですからお部屋の中には階段を設置して、上下のスペースも広くとり、自由に行き来ができるようにしています。入室いただいた方も圧迫感を感じない作りになっています。もちろん、猫と一緒に登ることもできますよ。
このスペースは家の都合で飼うことができない方にも、猫と触れ合う場所として来ていただければと思っています。入室の際には500円程度募金をお願いしているのですが、猫達の生活費として活用しています。気軽に来ていただき、保護された猫達のことをもっと知っていただきたいと思いますね。

ペット達の状態を把握し、飼い主さんに治療の選択肢をアドバイス

苅谷動物病院はグループ全体で「パーソナルケア」(ご家族に合ったオーダーメイドの最適ケア)「対話型診療」「インフォームド・コンセントの徹底」を治療方針の中に掲げており、当院でもその診療方針を大切にしています。実際の診療では、ペット達の状態を見逃さないことと飼い主さんの気になっていることや訴えをしっかりお聞きすることを特に大切にしています。飼い主さんがどう考えていて、どうしたいのかを尊重した検査や治療が重要だからです。もちろん診察の結果、今分かっていることや今後予想されることをくわしくお話しして、その上で医師の立場からみた「こうしていくのがいい」という必要な治療についてのアドバイスはしっかりします。その上で、飼い主さんはどうしたいかという希望に沿った治療をおこなうのです。
同じ病気でも手術をする、薬で治すなど治療の選択肢はいくつもありますし、それぞれメリットやデメリットがあります。また、同じ病気でも飼い主さんの希望も違います。最終的には患者さんが決めていただくことが一番ですが、検査結果や医学的根拠など、患者さんが治療を決めるための判断材料をわかりやすく提示できればいいなと思いますね。

これから受診される飼い主さんへ

病気は普段からのケアで、予防することや重症になることを回避できるものも少なくありません。定期的な健康チェックをしていただくことが、健康維持への一番の近道です。当院では動物病院に足を運んでいただく習慣をつけて欲しいので、月に一度お好きなケアが無料になる会員制のサービスも導入しています。無料のプランもありますので、リスクを減らすためにも多くの方にご利用いただきたいですね。
当院はホームページで勤務医の出勤スケジュールの確認は可能です。また、気軽なご相談はお電話でも可能です。ずっと治療しているけれど、良くならない。ずっと前から症状が続いている、元気だけれども、ちょっと気になるといったことでもかまいません。何か気になることがあれば、私どもにご相談ください。

※上記記事は2018年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

榎本 拓也 院長 MEMO

  • 出身地:茨城県
  • 趣味:スポーツ観戦、スキー
  • 好きな本・作家:歴史物(中国古代等)
  • 好きな映画:オールジャンル
  • 座右の銘・好きな言葉:明けない夜はない
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:流行しているもの
  • 好きな場所:自宅

グラフで見る『榎本 拓也 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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